疲労民雑記

個人的な出来事など。人の役に立つような記事は無いと思います。

他人が自分のことを知っていると思うなかれ

頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(男性)

昔のことをふと思い出したのでメモ的に。

1.高校生の頃、他の高校に行ってる当時の友達がこんなことを言ってきた。仮にその友達をAとしよう。

A:「〇〇高(俺の行ってた高校)野球部のXって奴いるだろ、よろしく言っといて」

俺:「ん、知ってるの?」

A:「うん、この前の大会で同じブロックだったから何度も話した」

~数日後~

同じクラスの野球部のYに俺が話した。

俺:「xx高のAがXによろしくって言ってたな」

Y:「A?誰それ?」

俺:「xx高の野球部のやつなんだけど、知らない?」

Y:「知らねえなぁ」

俺:「Xと何度も話して知り合いだって」

Y:「(ちょうど廊下を歩いていたXを呼んで)xx高のAって奴知ってる?」

X:「A?誰それ?」

Y:「おまえと知り合いだって言ってるって」

X:「誰だよそれ、そんな奴聞いたこともねえよ」

 

なんだか俺が恥ずかしい気分になった。

 

2.もう10年かそのぐらい前、会社の人間と焼肉を食べに行った。その店はある特徴があって、遠方からもお客さんが来る店だった。

俺のそのとき、Twitterにこのお店に行くことをツイートしたら、当時フォローしていた人(仮にその人をFさんとしよう)がメンションをくれた。

F:「あの店に行くんだ、店長によろしく言っといて」

俺:「店行ったことあるんだ」

F:「ああ、何度も行ってるから店長とマブダチだから」

~数時間後~

会計時に

俺:「店長さんですか?Fさんがよろしく言ってました。」

店:「Fさん?・・・誰だろう・・・」

俺:「この人(スマホTwitterのアイコンを見せながら)です」

店:「え?えーっと・・・誰だろう」

俺:「アイコンじゃ分かりづらいですよねえw」

 

俺:「(Fさんに)店長さん、誰だっけって言ってましたよ」

F:「ふざけんなあの野郎w 今度店行ったときしめてやるw」

 

その後もFさんはツイートで「おかしいなぁ、俺を知らないはずがない」としきりに言ってたけど、店長は本当に知らないんだと思う。

 

「誰それを知っている」という言い草は微妙だな。こういうのって結構あるんじゃないかと思う。自分は相手のことをよく知っているつもりだが、相手は自分のことなんて存在すら覚えてないなんてことは。

直接連絡を取り合うような仲ならまだしも、ちょっとその場で二言三言話したぐらいで「知り合い」とでも思ってしまったのだろうか。傍から見て結構みっともないよな。

別に「俺が知っている人」でもいいけど、せいぜい存在とプラスアルファぐらいしか知らないのに、「知り合い」とか言えちゃうのはかなりおこがましい。

俺はこの2つの例(1つ目の時からすでに心得ていたけど)を肝に銘じて、安易に「xxによろしく言っといて」とか言わないようにしている。「どこそこで会ったことあるけど、たぶん向こうは覚えていないと思う。」と言うようにしているね。