写真家、川野恭子さんの写真展「何者でもない」を見に新宿へ行ってきた。川野さんを知ったのは1年ぐらい前、その頃に「山を探す」という展示をおこなっていたのだけど、テレワークなのと忙しすぎて銀座まで出られなかったこともあって見に行くことができなかった。
「山を探す」の時にオフィシャルサイトで見た写真を見て、よくある山岳風景を撮る人とは違う何かを感じ取った。それ以来、いつか作品展をやったら見に行きたいと思っていた。
今回の「何者でもない」は、山を歩いているときに感じる「何か」について、神の依り代のように感じられるが、それらは崇められている「何者」でもないが魅力を感じるという序文が張り出されていて、何者でもないが何者かもしれない物やご自身を表した作品展だ。
俺も、普段里山とか低山を歩いていると、見向きもされない木々や岩、風景に魅力を感じていて、共感できるところが多々あった。
自分ではそれをうまく言い表したり、表現することができないのがなんとももどかしいので、作品を通して自分の想いを伝えることができるのはとても羨ましい。
その後、ちょっとだけ新宿をぶらつく。
小田急デパートの本館だったところがいまはこんな風になっている。去年だったっけ、閉店したの。10月ぐらいか。ここも大きく生まれ変わるんだろうな。
地上に出たら、西武新宿PePeの向こうに見たこともないタワーがあった。中東のどこかみたいな見かけだけど、一体どこなんだと思ったら歌舞伎町らしい。
東急歌舞伎町タワーってのが今年の4月に開業するらしくて、上の方はホテルで、映画館や劇場、ライヴハウスも入るらしい。
このあと、東口に出て、3Dのねこちゃんの広告を見たことが無かったので見に行って写真撮ったのに・・・
というか、3D感ないな。
あとはちょっとブラブラして帰宅。人が多くて嫌になってしまった。